ミルクハウスの庭

こにゃにゃちわぁ～

今日は、暑い中苗代作りを朝から晩までしておりました。
このあたりは今時の時期にモミ蒔きをして苗を作ります。

うちらの地域は田植えが主流で「直播き（じかまき）」はもっと県南の大きな田んぼで行われています。
一枚あたり、1ヘクタール（100mx100m）以上な所でしょう。

うちとこの田んぼは、大きくても30a（アール）（10mx30m）しかないので、田植えのほうが都合がイイのですヨ。

で、ウチとこは今年は全部の田んぼを合わせても約1ヘクタールほどを作付けする予定です。
もっとあるのですが、水の便が悪いだとか、イノシシがスゲ～出没するとか、条件が悪いのと、これ以上は仕事に影響するし、管理が大変なので、”自主的に減反”してます（！）

昨今の米価格の下落がハンパないので、儲けるとかは夢の話です。
よっぽどのブランド米か、高くても買ってくれる優良顧客を抱え込んでないと、とてもじゃないけど大赤字で破産ですよ！

うちとこは、ほっとくと草ボウボウで草刈りが面倒なのと、親類関係に需要があるので作っているだけです。
残りは適当に売ってますが、買う方が安いって状況は・・・ネ？

お察し

サラリーマンやりながらの兼業農家なんで、かなり手間を省いて・・・農薬もほぼ”ゼロ”でございます（笑

種籾には生物農薬でコート、細菌兵器です（ウソ）
麹菌に似た種類の菌で全体をコートしておくと、後からほかの病気をもたらす菌が繁殖出来にくくなるらしい。
しかも化学農薬にカウントされないという利点もあるし、残留農薬として検知されません。

田植え後にアゼや水中から伸びてくる雑草を押さえるために、投げ込み式の化学農薬は使っております。

本当は、出穂前に”ウンカ”予防の農薬を散布するのがセオリーなんですが、その時期はお盆の後で非常に暑い季節でございます。
ですので、最近では、省略しております。（笑

やってられません！死にます！！

まあ、こんな感じですので、農薬に敏感な親戚のかた曰く「うちの米は安心して食べられる」らしい・・・
何でも市販の無農薬米を食べてみたが、農薬臭かったと・・・敏感なんですね

ウチとこの減農薬米は作りやすさから”アケボノ”という品種でございます。

市販の標準米とかにブレンドされて、密かに流通しております。
コシヒカリのご先祖さまでもあります。

コシヒカリってモチと掛け合わせているので、甘みと粘りが強いですが、最近の味音痴の日本人にはアレがイイようです。

ウチは、主食にはかえって淡泊な、飽きの来ない方が良いと思っているので、”あけぼの”押しです。

去年、モチ米を作りすぎたので、混ぜて炊いてるってのは・・・内緒で＼(*^｡^*)／

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